八幡小学校PTA【公式サイト】

PTAだより

PTA副会長インタビュー

2021年10月、八幡小PTAホームページがオープンしました。

HPを通じて、八幡小保護者・関係者のみなさまとのつながりが広がっていくことが、私たちの願いです。
まずは、PTAをもっと身近に感じていただくために、PTAについて役員メンバーにインタビュー。
知られざる(?)八小PTAの実態に迫ります。
→これまでのインタビューはコチラ!
第2回:会長インタビュー(筒井さん)
第3回:副会長インタビュー2(ヘイワードさん)

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第1回は、令和2年度~3年度PTA副会長の宇田川さんです。

PTAに関することを全方位的に把握し、PTA運営に陰日向になりご尽力くださっています。
副会長として、コロナ禍のPTA活動について、どうお感じになったのでしょうか。


IT化の過渡期にある八幡小PTA

 

――新型コロナウイルス感染症が世界中で流行して、はや2年が経とうとしています。
八小PTAも、活動の制限を余儀なくされた2年間でした。

(宇田川さん)私が役員としてPTAの活動に携わったのは平常ではない時期でしたので、大変さの種類が例年と全く違ったものでした。

コロナで制約の多かったこの2年間、PTAではZoomミーティングやSlackのグループチャットなど、ITをフル活用して、活動を続ける努力をしてきました。

 

――コロナ禍でのPTA活動で、副会長として舵取りを担われるのは難しいこともあったと思います。

(宇田川さん)人々の考えの温度差と、学校の方針とを合わせて、何がどれくらいできるのか、正解がないものを決めるのが難しかったですね。

 

保護者自身のためにも、こういう世界に関わってみたら面白い!

 

――八小PTAってどんな組織ですか?

(宇田川さん)Slackを使って、いろいろな委員会や役職などのグループチャットを見ていると、素晴らしい能力を持っている保護者がたくさんいることがわかるんです。
ご本人たちの自覚がどれほどあるかわからないけれど、個々の違ったスキルやそのパワーって本当にすごい!
これはみなさまにぜひ知っていただきたいです。

PTAはそもそも子どものために、ということは一番の芯としてあるけれど、保護者自身のためにも、こういう世界に関わってみたら面白いといえるのではないでしょうか。

 

――八小PTAのどんなところが好きですか?

(宇田川さん)今、活動はオンラインが中心で、対面したことがほとんどない方もいますが、オンラインであってもチャットなどでメンバーと親密な関係を築けているところですね。

意見が欲しいときや、困ったことがあったとき、できる範囲とタイミングで誰かしらがサポートしてくれる。そういう信頼と安心感があるところです。

例えば、私が副会長の仕事全般について迷ったら、歴代の役員の方々がスーパーマンのようにコメントをくれるんです。

――役員同士の絶妙なフォローがあるわけですね。

(宇田川さん)オンラインで緩くつながっていて、お互いにフォローし合っています。

ここまで頼んでいいのかな、と、私が仕事を抱えそうになったときに、自ら引き受けてくれる方、PCは苦手でも手紙を作成しに学校で作業してくれる方、ムードメーカーとして盛り上げてくれる方、IT関係で困ったときに答えてくれるIT推進委員さんはじめ得意な方々……
自分が困っていたり、間違った方向に進もうとしていると、誰かからアドバイスやフォローをしてもらえます。

不足や失敗を責めたり、圧力をかける感じがまったくないので、居心地が良くて楽ですし、みんな、本当に優しいです。

――失敗ですか。

(宇田川さん)失敗は震えるようなのが複数あるのですが、ちょっと公にできません(汗)。

 

――副会長のお仕事にあたり、心がけたことなどはありますか?

(宇田川さん)Slackで全体の状況を把握し、必要なときにサポートできるようにしています。
誰かが発した意見にはできるだけ反応するようにしています。

みなさんの負担軽減になるように、決まった時間に一斉に集まらないといけない会議などは、必要時のみとしましたが、意見はチャットで常に共有するように心がけました。

あと大切にしているのは、家庭に負担をかけないことですね。自分にも家族にも負の感情が発生するとやっていられませんので。
煮詰まりそうなときは、ボランティアである、と自分をリセットするようにしています。

 

――PTAのお仕事は大変でしたか?

(宇田川さん)日常生活に支障をきたしたり、精神的にも身体的にもつらいと思うような大変さはありません。

また私はITに詳しくなかったのでそういう意味では大変でした。が、どんなときも前副会長さん(今年度IT推進委員長)がいい距離感でフォローして下さったので、波に乗って活動を進めることができました。
このIT化によって今後は非常に楽になると思います!


誰でもつながるPTAへ

 

――今後についてお聞かせください。たとえば、共働きのご家庭や、お父様のPTA活動参加について、どのようにお考えですか。

(宇田川さん)共働きの方も、お父様も、Slackで対応していると都合の良いときに反応してくれるので、誰でもつながることは可能かな、と思っています。

新入生の方々とは、ここ2年間コンタクトをとる状況をつくることが難しいので、かなり不安を感じています。
ぜひつながってほしいので、今後は世間の状況をみながら、親睦につながる何かを企画していくことが大事だと思っています。

 

――最後に、八小PTAの将来はどうあってほしいですか?

(宇田川さん)強制や同調圧力ではなく、皆が自主的に入会したいと思えるような、楽しい仲間づくりの場であってほしいです。
できる人が都合のいいタイミングで参加できるような……。

ただ、一点、「自主的に」とだけになってしまうと心配な点があります。
私自身がそうだったのですが、最初は「無理!」と思っていても、やってみると意外とできた、というケースもあります。
自主性だけを偏重すると、そういった経験ができなくなってしまうかな、と。
それはもったいないですよね。

 

――ありがとうございました。


丁寧にお答えくださった宇田川さん、ありがとうございました。

感染拡大防止のため制約の多い2年間ではありましたが、IT化を推進し、変革の2年間でもありました。
一方で、互いに助け合い、フォローし合う、PTA活動の根本は人と人とのかかわり合いであることは、オンラインになっても変わることはありません。

今後も、皆とつながり、支え合う八小PTAでありたいと思います。

→これまでのインタビュー
第2回:会長インタビュー(筒井さん)
第3回:副会長インタビュー2(ヘイワードさん)

PTA運営通信

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