八幡小学校PTA【公式サイト】

PTAだより

PTA副会長インタビュー第2弾

2021年10月、八幡小PTAホームページがオープンしました。

HPを通じて、八幡小保護者・関係者のみなさまとのつながりが広がっていくことが、私たちの願いです。
まずは、PTAをもっと身近に感じていただくために、PTAについて役員メンバーにインタビュー。
知られざる(?)八小PTAの実態に迫ります。

***

役員インタビュー3回目は、副会長インタビュー第2弾をお届けします。
今回は副会長1年目のヘイワードさんです。


コロナ禍で学校の様子がわからない…! 不安の中、副会長就任へ

——ヘイワードさんは、八幡小学校に転入されてきたのですよね。

(ヘイワードさん)2020年の春に海外から引っ越してきました。
子どもたちを日本の小学校に通わせるのが初めての上、コロナ・パンデミックが起こり、昨年度は学校の様子があまりわからないまま1年間過ごしました。

——ご不安もあったと思います。そのような中で、PTA役員を引き受けようと思われたのはどうしてですか?

(ヘイワードさん)私にとって「PTAそのもの」自体、本当に未知の世界で、イメージをもたないままお引き受けした部分もあります。

やはり最初は、不安もありました。コロナ禍のため横のつながりがなく、依然として学校の様子もわからない状態で、仕事をこなしていけるのかと……。

——PTA役員、しかも副会長という役は大変というイメージがありますが…?

(ヘイワードさん)PTA役員や委員のイメージは人それぞれと思いますが、確かに、中には「希望ではない役職を任される」「負担がかかる」とか……ネガティブなイメージがある方もいらっしゃると聞いたことがあります。

保護者の皆様の中には、忙しい中でも子どもたちのため、学校のためにPTA活動に参加してもいいなぁっと、少しでも思っている方はいらっしゃるのではないでしょうか?

ところが、PTAの役職名を見たり聞いたりすると、それだけで重いイメージが先行して、「自分には無理なので立候補しない」と判断してしまう。
せっかくの皆さんの気持ちを活かしきれない現状はとても残念に思います。

実は、私も副会長という役職名には抵抗がありました。
「副会長」の名称を、1年目は「副会長補佐」とか「副会長アシスタント」というような少し柔らかい名称にイメージチェンジしてはどうかと友人に相談したこともありました。

——副会長職は2年任期ですが、1年目と2年目はお仕事が違うのですね。

(ヘイワードさん)副会長1年目は見習いみたいな立場です。1年間を通して副会長のお仕事の流れを勉強します。

——副会長2年目の宇田川さんから教わっているのでしょうか。

(ヘイワードさん)そうです。副会長のお仕事を通して宇田川さんからは、たくさんのこと学んでいます。

宇田川さんは実行力があり、信頼感があり、またSlackのグループチャット上でPTA役員や委員の質問に対して、リスポンスがとにかく早い方です。
お子さんが3人いて、お仕事をされていて、多忙な副会長2年目の任務もそつなくこなす宇田川さんに「なぜそんなにもリスポンスが早くできるのですか?」とお尋ねしたことがあります。
「スキマ時間を利用しているのよ」と爽やかに答えていました。

この答えに宇田川さんのPTA活動への姿勢、時間を工夫しながらの任務の遂行、が見えたひとときでした。
多忙の中でもPTA活動という奉仕の精神を失わなければ、私にも価値のあることが提供できるような気がしてきて、力が湧いてきました。

——今のお話で登場したSlackって、何ですか?

(ヘイワードさん)Slackは携帯・パソコンで使用するアプリで、八幡小のPTA活動のコミュニケーションツールとして欠かせないものです。

Slack内では各役員、委員ごとに「チャンネル」と呼ばれるグループがあり、チャンネル内でメッセージを送り合ったりしてイベントなどの打ち合わせができます。
また、必要ならば 別の役員、委員へメッセージなど送ることも可能です。Slackに登録されているメンバーの方々と横のつながりがもてるようになります。

――機械に詳しくない方でも使えますか?

(ヘイワードさん)私もPTAの役員になって初めてSlackに触れた初心者ですが、初めての方でも使いやすいアプリだと思います。
使い方がわからない時は、Slack内で質問ができ、今年度からはIT推進委員が発足したので、IT推進委員のメンバーに直接質問することもできます。

自分のタイミングでメッセージの閲覧や必要に応じてメッセージの返信ができるので、特に忙しいワーキングママでもPTAの活動を楽しく続けやすくなったと思います。

――自分のタイミングでPTA活動に参加することができるのはいいですね!
お仕事をお持ちの方でも参加しやすく、八小PTAも進化しているわけですね。

 

たくさんのかかわりを肌で感じる、副会長のお仕事

――さて、就任されてからこの7カ月、いかがでしたでしょうか

(ヘイワードさん)PTA活動に関わること自体まったく初めてで未知なものでしたので、PTAに対して良い又はネガティブなイメージをもたないまま副会長1年目がスタートしました。
どちらのイメージももたないままスタートができて、逆に良かったと思います。
自分のイメージに支配されることなく、バランスの取れた見方でPTAの活動をさせていただいています。

まず驚いたのが、副会長の立場ではこんなにもたくさんの方々とかかわりを持ちながら活動しているのかということです。
八小内部でのPTAの活動にとどまらず、学校を超えた地元地域、そしてさらに広い範囲で世田谷区、東京都の活動にも八小PTAは携わっているんです。
そのことを学べただけでも、すでに私にとってプラスになっています。

——PTA活動を通じて得たプラスの財産はほかにもありますか。

(ヘイワードさん)PTA役員や委員の方々と横のつながりがもてたことです。

さらには、家庭と学校と地域が一体となって、子どもたちの学びや学校生活が安全に過ごせるように協力しあっていることを肌で感じられることですね。

 

より良く、より楽しい学校生活のために

——今後、八小PTAで実現したい企画などがあればぜひ聞かせてください!

(ヘイワードさん)コロナ禍でまだまだ制限がある中で企画・実現させるのは難しいとは思いますが、安全面を十分考慮した上でやってみたいことはいくつかあります。

コロナ感染拡大対策を取ることが大前提で全校児童はもちろん、オトナも楽しめるようなイベントを企画したいです。

例えば、児童、大人、また先生方からも希望者を募り、仮装してハロウィンを楽しむイベントとか、中古本などのReuse活動の企画とか……。
海外の現地校では「Leave a book! Take a book!」と題した中古本Reuse活動に参加したことがあり、とてもいい企画だと思いました。

——楽しみにしています。最後に、来年度、副会長2年目にむけて意気込みをお聞かせください。

(ヘイワードさん)来年度は副会長2年目として、今年度以上に楽しく活動していきたいです。
より良く、楽しい学校生活を過ごせるよう全校児童のため、学校のためはもちろん、全PTA役員・委員の方たちに楽しく無理なく活動していただけるように任務に努めてまいります。

ありがとうございました。


ヘイワードさん、ありがとうございました。
先入観にとらわれることなくPTAのお仕事をお引き受けくださったこと、実際、楽しみながら取り組まれている様子を伺いました。

「楽しく無理なく」
インタビューで出てきたこの言葉こそ、次世代のPTAへの重要なキーワードとなるように思います。

→これまでのインタビュー
第1回:副会長インタビュー(宇田川さん)
第2回:会長インタビュー(筒井さん)

 

PTA運営通信

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